次世代高速通信 「 SoftBank 4G 」 を体験できる Wi-Fiルーター 「101SI」レビュー (1)【 開封の儀 / 設定 編 】
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2012年2月24日ソフトバンクより次世代高速通信サービス「SoftBank 4G」が開始されました。それに伴い唯一の通信機器である、「101SI」が発売されました。早速その機器を入手しましたのでこれから数回に分けてレビューしてみたいと思います。
使用レポートについてはまだ使い始めたばかりですし、みなさんが気になる「実際のスピード」や「4Gエリア」とか「バッテリーの持ち」などについてはもうしばらく使用した上でレポートしてみたいと思います。あらかじめご了承下さい。
パッケージの内容について
開封の儀です。まずはパッケージの内容を見ていくことにしましょう。
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保証書とかマニュアルもありましたが、内容物は上のような感じになっておりました。本体、充電用USBケーブル、ACアダプタ。そして一際大きな何かがありますが、なんとこのパッケージにはバッテリーパックも含まれているんですよね。驚きました。また、今だけかも知れませんが、USBケーブルがもう一本試供品という形で付属しておりました。
端末について
何はともあれ、本体です。あらゆる方向から見ていくことにしましょう。
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正面図です。ULTRA Wi-Fi の 007Z は赤枠デザインでしたが、こちらは青枠。4G端末のイメージカラーなのでしょうか?サイズ的には、GP02 よりも一回り大きく、厚みは同じくらいでした。
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左側面。USB接続用端子がこちらにあります。プラスティック製のカバーで塞がれる格好となっておりました。
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右側面。3つのスイッチが確認できます。電源ON/OFFボタン、Wi-Fi/WPSボタン、CONNECTボタンです。CONNECTボタンはブリッジモードを有効化するボタンでした。ブリッジモードで最大の通信性能を発揮できるようです。詳しくはこちらをご覧下さい。
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裏面はフタとなっております。101SI の刻印が。それではそのフタを開けてみることにしましょう。
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中からは大きなバッテリーが出てきました。
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本体下部に SIMスロットがあり、SIMカードが収納されているのがわかります。
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製造元はセイコーインスツル株式会社とあります。
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こちらがバッテリーです。薄型ながら大きめです。容量は 2190mAh だそうです。
端末起動について
本体をじっくり見た後は早速本体の様子を追っかけてみることにしましょう。しばらくは似たようなショットにて失礼致します。なお、バッテリーはほぼフル充電の状態で付属されておりました。
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電源ON/OFFボタンを2秒ほど押し続けますと、SoftBabkのロゴと共に起動します。
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なんだかうれしい「HELLO!」という文字が。ここから数秒待ちますと本体が起動します。
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まずWi-Fiが有効になり、バッテリーゲージが登場します。
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そして、電波を掴んだことを示すアンテナマークが。下にはConnectionケージがあります。
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掴んだ電波に接続中の待ち画面。Connecting と出ております。
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Connectedと表示されて接続完了です。電波の種別は画面左下に表示されています。自宅では 3G 電波を掴みました。3G とは言え、ULTRA SPEED エリアですから最大42Mbpsエリアに接続されたことを示すわけですね。
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この端末は仕様によりますと最大10台の Wi-Fi 機器を接続できます。ただし、一台だけ接続するならブリッジモードがいいかもしれません。Connectボタンを5秒間長押しすることで、ブリッジモードに移行します。一度ブリッジモードにしますと電源を切るまで元には戻せません。
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ブリッジモードが有効になると画面右下に「B」という表示がなされます。
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果たしてどれくらいの性能があるのでしょうね?実際の使用レポートはまた後日ということで。
バッテリーパックについて
開封の儀で驚きになった方がいらっしゃるかもしれませんが、この Wi-Fi ルーターには標準でバッテリーパックが同梱されています。勘の良い方ならピンと来るとは思います。私もそんな予感がしていましたので早速マニュアルを確認してみました。
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予感的中。
マニュアルに記載のいわゆるカタログスペックを見ますと連続待ち受け時間が本体だけだとたった10時間しかないという驚き。付属バッテリーを使用しても最大29時間なんだそうです。これはバッテリーは常に携帯しなくてはなりませんね。このあたりは Wi-MAX ユーザーさんのバッテリーの悩みに似たところがあります。もしかすると 4G 系統はまだまだ今のバッテリー事情からすると電力を食い過ぎるきらいがあるのかもしれませんねぇ。一番のボトルネックになっているように思います。
ただ、私は常時「HYPER JUICE」を持ち歩いているモバイル生活をしておりますのであまり気にはなりません。このモバイルバッテリーはあくまで予備ということで持っておこうと思います。なお、このバッテリーの容量は 4380mAh なんだそうです。いわゆる エネループモバイルブースターよりも若干少なめの容量ですね。サイズ的にもちょっと微妙かなとも思いましたが、他の外部バッテリーをお持ちでない方は必須アイテムかもしれません。
少し否定的なお話しになってしまいましたが、このバッテリー自体は非常に良くできております。バッテリーとしての残量インジケーターとかは非常にわかりやすいと思いました。それではバッテリーについても見ていきましょう。
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充電中は上部のインジケーターが赤く点灯します。充電が完了すると緑に点灯し、このモバイルバッテリーから 101SI を充電開始すると青く点灯します。このあたりが現在のバッテリーの挙動としてわかりやすいと思いました。
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裏面。バッテリー容量が明記されていました。ちなみに型番は「SIKAB1」のようです。
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スイッチ端子は一カ所に集結しています。モバイルバッテリーの残量チェック用にスライドスイッチが用意されています。その左横にある USB端子が 101SI充電ケーブル用の端子です。
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バッテリーチェックモードにしますとバッテリー残量がインジケーターに表示されます。なるほど視覚的にわかりやすいですね。作りもしっかりしていて、従量も意外に軽いのが好感がもてました。
設定について
本体を使うにおいて、基本的にはデフォルト設定でも不足はないかと思います。ただ、色々な通信設定、本体設定は PC に USB接続することで専用アプリケーションをインストールして設定する設定ツールと、Wi-Fi 経由でブラウザから設定する、2つの方法で設定ができます。
ブラウザ設定なら、iPhone からも設定可能でした。
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ネットワーク設定は3G/4Gについて設定できます。通常はデフォルトのままでOKでしょう。
システム情報なども確認することができます。
101SI ルーター Photo by donpy
USBに接続した場合の本体挙動の設定。私は充電モードを設定してみました。
その他通常設定できるセキュリティ設定なども細かく設定できるようでした。もちろんマルチSSIDに対応しています。その他の設定画面のスクリーンショットも貼っておきますので参考にしてみてください。
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以上が 端末/設定編 でした。時系列的には前後しますが、次回は契約編をお届けしようと思ってます。今回の契約に際して私が意識したこと、料金的なこととか、店員さんの説明内容などについて触れたいと思ってます。お楽しみに。
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