車載ホルダーを装着して iPhone でできるようになったこと
〜 今時の車載ホルダーが素晴らし過ぎるのでレビューしてみます。
今時の車載ホルダーは素晴らしい!
ここ最近のスマートフォンブームで需要も急増しているのか、ホルダーの進化が素晴らしいんですよ。
どうですか?この高級感。
安いモノでは2000円も切る位の価格で2年前では考えられないくらいの良いモノがたくさん発売されているんですね。機能もさることながら作りがしっかりしてきているところが好感が持てますよね。それにしてもこんな事情になっているとはまったく知りませんでした。たまたま同僚が買ったという携帯ホルダー(スマートフォン用)を借りて使ってみますと素晴らしかったので即買いしてしまいました。
ホルダー選びの最も重要なポイントは「取り付けの簡単さと強固なホールド感」だと思います。
もちろん角度調整のスムーズさなどもあるわけですが、とにかくまず「車への設置」がいかに簡単かが重要だと思います。ちょっと前までは、ステーなどの金属パーツを車に取り付けないといけないなど、車種によってはできないことがあったりで、購入時にも色々と調べないといけませんし、実際買ってみて取り付けの際、そのめんどくささがネックになっていたんですよね。また、ダッシュボードに粘着テープで貼り付けるというのも、はずすときにダッシュボードを傷つけてしまうのがイヤだったりしたわけです。色んな意味で「敷居が高かった」とでも申しましょうか。
それが今のホルダーの取り付け部が革命的に変わっていたんですね。恥ずかしながら知りませんでした。
その秘密は土台部分にあります。
ドーナツ状になっている吸着部全体が吸盤構造になっています。外周のフィルム部はゲル状の粘着シートになっています。シールではありませんので糊のように張りつく感じではなく、最近流行りのシリコン系の貼り付き感で、何度でも付け外しができるようになっています。水に濡らせば吸着力は回復します。
ただ、それだけでは不安ですよね。中央の凹みが真空部分を作ってくれます。土台部すぐ上のダイヤルがネジのようになっていて、それを回転させることで、吸盤効果を高めてくれます。ちょっとやそっとでははがれないくらいの吸着力を実現してくれているんですよね。
また、粘着シート部の底にはスポンジが敷いてありまして、ダッシュボードの微妙な湾曲も難なくこなしてくれます。ダッシュボードが平面でなくてもしっかりと吸着してくれる点がおすすめの点です。
可動部を見てみますと全体的に「堅め」に作られています。車の振動は意外に各パーツの「ゆるみ」を生みます。経年変化による「へたり」にも対応されていて好感が持てました。
可動式アームでどんな形のスマートフォンもしっかりとホールドしてくれる構造は大好きですし、アーム部分が縦横自由自在に360°回転する構造も、縦置き、横置きどちらにも対応していて使い勝手が良いです。
また「PRESS」と書かれた部分を押しながら見やすい角度を選択できる「ジョイント構造」を組み合わせれば、土台がどんな場所でも画面を水平に調整できる仕組みになっています。
とにかくダッシュボードに簡単に設置できて調整も簡単ってことが素晴らしい点ですね。私の場合は設置に1分もかかりませんでした。
ちなみに私はエレコム製のスマートフォンホルダーを購入しました。参考までに。
iPhone を車載ホルダーに装着してできるようになったこと。
◆ レーダーとして利用できるように。
別売りの iPhone用レーダーがあるのですが、これを最大限活用できるようになりました。
詳しくはレビューを見て頂ければと思います。とにかく視認性も格段にUPしてアラートなども確実に目視できるようになりましたですよ。レーダーの表示画面はしょぼいものが多いのですが、表示部分を iPhone に委ねた形で Bluetooth接続できるのでさまざまな情報を大きな画面で確認できるのが素晴らしい点ですね。
夜間の視認性もバッチリです。
◇ iPhone 対応車載用レーダー 「RADAR PHONE i01」を試してみました。
https://www.donpy.net/standard-entry/review_2/14922.html
(via @CDiP )
◆ 車載カメラとして「ドライブレコーダー」風に運用できるように。
まるでパトカーですね(笑)
ホルダー部分への装着をややずらせば、iPhone のカメラがちょうどはみ出るように設置できます。こうしますと、iPhoneカメラを起動して、決定的瞬間をカメラで撮ったり(純正ヘッドフォン使えばヘッドフォン部の操作で手元で撮影もできますね)もできるようになりました。
ちなみに夜でも割とキレイに撮れましたですよ。(撮影は iPhone4S HDモード)
この動画を見てもホルダーのがたつきが少ないということと、iPhone4Sの「手ぶれ軽減機能」がよく利いているということがわかりますね。
このようにドライブレコーダー風に使うこともできるわけですね。但し、事故ってiPhoneごと破損したらはいそれまでですから、実際の機能は果たせませんけど。そのあたりで言うと、「15sec」アプリがこういう利用目的に最適化されると面白いんですけどね〜。
15秒 – 動画カメラ 1.3.3
容量 : 968 KB
リリース日 : 2011/06/10
カテゴリ : 写真/ビデオ
価格 : ¥85
販売元: Tandem Systems
AppStoreでの評価 : 4.5
AppStoreでチェック → 15秒 – 動画カメラ
◆ カーナビとして本格利用できるように。
しっかりと固定できているからこそ視認性の高いカーナビとして iPhone を活用できますよね。音声ナビとしては私は「NAVIelite」をオススメします。音声ナビとしても優れていますし、マップの表示画面も見やすくて私は気に入ってます。
NAVIelite カーナビ 渋滞情報プラス 1.10.0
容量 : 1857.5 MB
リリース日 : 2011/01/17
カテゴリ : ナビゲーション
価格 : ¥3,800
販売元: AISIN AW CO.,LTD.
AppStoreでの評価 : 4
AppStoreでチェック → NAVIelite カーナビ 渋滞情報プラス
DSC_2605.JPG Photo by donpy
このナビは私の愛車プリウスに搭載されている純正ナビとほぼ同じ挙動なんですよね。一度どれくらい精度が違うのかも検証してみましたが、かなりの精度でございました。それを検証したエントリーはこちら。
◇ 噂の「 NAVIelite 」と実際のカーナビを同時に案内させてみた
〜 めおとーく 第59回(片割れ版)
https://www.donpy.net/standard-entry/meotalk/12985.html
(via @CDiP )
ま、カーナビがあるので私はムリしてこちらを使う必要もないわけですが。(次車買ったらもうナビは買わないと思います。)
◆ 助手席で快適ドライブ(動画、Youtubeを楽しむ)
簡単に設置場所を変更できる利点を利用して助手席で快適な動画閲覧も実現しますよね。これ、iPadで応用できれば素晴らしいことですよね。また自宅の動画などを「AirVideo」アプリを利用していつでも楽しむことができれば、これ以上の楽しみはないかもしれませんね。
Air Video – Watch your videos anywhere! 2.4.10
容量 : 2.3 MB
リリース日 : 2009/03/04
カテゴリ : ユーティリティ
価格 : ¥250
販売元: InMethod s.r.o.
AppStoreでの評価 : 4
AppStoreでチェック → Air Video – Watch your videos anywhere!
スマートフォンの可能性はまだまだ。
いかがでしたでしょうか?別段こんなことできなくても。。と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、シーンが変われば、スマートフォンの可能性というモノはいくらでも変わるという、一例になったのではないかと思います。そうなればそれに対応したニッチなアプリも出てくるかもしれず、そう考えると楽しいではないですか。
車載に関しても、これだけではないと思います。
ユーザーそれぞれの「したいことを」中心に iPhone にそれなりの環境を与えることができれば、逆にできないことの方が少ないのではないかと思うほど可能性は無限にあるなぁと感じるばかりでございました。道具というのはあくまで手段であって、目的ではないなぁとつくづく思った次第です。
是非 iPhone の可能性を広げられるアイテムをゲットしてみて下さい。楽しくなりますよ。
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