ゲームという世界に革命が起きます、今年。 #Stadia #AppleArcade #GameStreaming #Subscription
ぼけっとしてるともう3か月経ちます。おはようございます @donpy です。
いよいよ数日後に開幕が迫った、北米最大規模のゲーム展示会 「E3 2019」。これに先駆けてかどうかは知りませんが Google が動きましたね。
ゲームという世界に革命が起きます、今年。
まず、ゲームストリーミング。
ちょっと前にエントリーしました、PS4のゲームを iPhone上で動かすってやつ。
車内でテザリングした iPad の「PS Link」というアプリで自宅PS4に接続してネットゲームのFF14をプレイしているという状態です。
わけがわかりませんが、こんなことがすでにできるようになってるんですが、こんなのはおもちゃでもっと壮大な規模の話です。
ゲームと言えば、PCとかゲーム機といったゲームソフトを動かすマシンが必要でした。それが今年秋(11月)からサービスインされる Google の 「Stadia」 というゲームストリーミングサービスではゲームマシンが不要。
なんでも Google のサーバー側でゲームが動いてそれをストリーミングして自分のスマホで再生するだけでゲームができてしまうという夢のようなシステムなんですね。数万するゲーム機を購入しなくても今持ってるスマホで遊べてしまうってのは破壊力がありますよね。
ただ、これ、Google が最先端いってるわけじゃなくて、すでに SONY も Microsoft もやってることです数年前から。nVidia もやってますし。Amazon もだまっているわけがありませんのでこの界隈はアツイですね。
さまざまな通信環境上の問題が次世代通信方式の 5G でかなりクリアになりますこのタイミング、まさにゲームストリーミング元年というべき年になりそうですね。ただし、日本のサービスインは2020年以降みたいですが。
もうひとつは、サブスクリプション方式。
ゲームというのは各ゲームマシン向けにゲームメーカーが作ったパッケージもしくはダウンロード版を販売する形式が一般的でした。音楽も本も映画も昔はそれしかありませんでしたが、最近では1か月〇〇〇円で聞き放題、読み放題、見放題って時代になりました。
それのゲーム版が来ますよってことですね。
さきほど紹介した Google「Stadia」とか SONY「PlayStation NOW!」とかも定額課金です。ゲームストリーミングサービスでは当たり前になるのかもしれません。
加えて Apple のゲームへの取り組みはここにあります。「Apple Arcade」 なるサービスがこれまた今年の秋にローンチの予定だそうです。現行の Apple Store のゲームとは別サービスになるようで、これ用のゲームが100本ほど追加されるようで大物ゲームクリエイターなどを抱え込んでのサービスインになりそうです。
もちろんこれまで通りの売り方でも売れるゲームは売れるんだと思います。
ユーザーにとっては選択肢が増えてこれまで以上にゲームとの距離が縮まります。1本のソフトを買うか買うまいか迷うということはもうなくなりますし、TV / PC の前じゃなくてもいつでもどこでもゲームの続きを遊ぶことができるようになります。
革命がきますよと冒頭で書きましたが、実はゲームそのものが変わるわけではないんですよね。あくまでもゲームを取り巻く環境に革命が起きるわけですね。
ただ結果的には環境が変わることでゲームというものも大きく変わっていくでしょうね。
サブスクリプション・ゲームストリーミングを意識したゲームづくりにシフトしていくのはもはや必定とするならば、E3で発表されるであろう FFVII の販売形態なんかももしかしたらその時代に沿った配信形式になるのかもしれませんしそのあたりの10年後のゲームを取り巻く世界とゲームそのものを想像するだけでワクワクが止まりませんね。
ああ、死ぬまでゲームゲームって言ってるんだろうなと思ってしまいました。おわり。
というわけでここ数年何を追っかけるかあまり焦点なかったですけど、やっぱこれしかないなぁってことでしばらくこのあたりを追っかけてみようと思ってます。
ゲーム端末としての iOS デバイスの可能性とかで iPhone / iPad 、ああ、そうだ、PS4コントローラとの連携も発表された Apple TV も絡めて情報発信していきたいですね。