@donpy の覚醒したい日記【211】

2018/08/16迷走日記

[00:00] @kazumoto さんの連載の最後を読んで。

仕事術ネタ、しばらく止めます。
(via Find the meaning of my life.)

これまでずっと黙って読んでいました。

最後の〆を読んで私は思うのですが、仕事というのはどんな効率だろうとやりぬくことがすべてなんだと思います。やれたのかやれなかったのか。それが問われるのが仕事だと思います。

私は効率化にそこまでの魅力を感じません。自分の通ってきた知識と経験の元でのみ効率化は達せられるわけで、人の会得した結果だけを見て自分が効率的な仕事をできるとは思っていません。それは情報も同じで、すべては鵜呑みはできないんですよね。自分の中の知識経験に照らし合わせて自分の飲み込める形で取り込めてこその情報であり、効率化なんだと思ってます。但し仕事には必ず納期というものがあります。限られた時間の中で仕事をやりぬくためには効率化は決して否定できません。

それらをどうとらえるかが肝要に思えます。効率化できなければ仕事じゃないというのは極論であって、私が先ほど言ったことも極論であります。

ライフハックと呼ばれる分野に対して私は否定しません。否定はしませんが違和感を感じるのは、大変申し訳ないながらゲームで例えさせて頂きますと、あらゆる遊び方をしたプレイヤーが「これが一番の経験値稼ぎの方法だ」と示した場所の情報を知り、方法を知り、何も考えずいきなりその場所で経験値稼ぎをし、「おれは効率的だ」と言っているように見えるきらいがあるということです。

一番大切なことはそこに至るプロセスなのであって、考えることなのではないでしょうか?結果産み出されたものの価値はそのプロセスを辿った者にしかわからないことなんじゃないかと私は思っています。あくまでテクニックはヒントであって答えではないんですよね。

難しいのはこうやってそれらの仕事術などを否定しているわけではないと誤解されずに言うことです。あくまでそれらはアイデアであり、ヒントであって、鵜呑みにするべきではないということを言いたいわけです。それをヒントにして自分のスタイルを確立することこそが仕事術を意味のあるものにすることになるのではないでしょうか?そこにはきっと、さまざまな苦労やら経験が産み出されるわけですから。

いろいろと考えさせて下さった @kazumoto さんには深く感謝したいと思います。長きに渡りの連載本当にお疲れ様でした。