「駅.Locky」 – 次の電車の発車時刻までのカウントダウンをしてくれる、時刻表アプリ。

2013/11/23App Store,アプリレビュー

しばらく使っていたのですが、時刻表アプリ「駅.Locky」が素晴らしく便利です。

時刻表としてのオフライン機能がうれしいですし、データのダウンロードもユーザー有志で(Next Train形式)共有でき、各自ユーザーがTBLファイルを作成することもできるようです。

なぜ、Lockyなんだろうと思いましたが、「このアプリについて」の説明を読んで納得。このアプリにはWiFi情報による位置推定とそのためのWiFi情報を収集する機能が実装されています。この機能がLock.jpというWiFi情報収集プロジェクトの名前なんだそうです。この機能を使って駅からWi-FI情報をアップロードし、駅のWiFi情報を共有する意味もあるとのことですよ。

いやあ、発想が素晴らしい。そしてアプリも楽しい。では早速紹介したいと思います。

このアプリのメイン機能はあくまで「次の電車が任意の駅からあと何分で出発するのか?」を調べるものです。それに従って使ってみたいと思います。

◇ データの登録とメイン画面

このアプリは時刻表データをもっていません。自分の必要な時刻表データをあらかじめWiFi環境でダウンロードしておく必要があります。

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起動するとタイトル画面もなく、いきなりメイン画面になります。調べたいときにパっと調べられる便利さに好感が持てますね。既に何度か利用しているので履歴が残っている通り、調べた駅の情報がトップ画面で履歴として残ります。繰り返し使う場合に便利ですね。

グレーアウトしているのですが、「現在地から選択」という項目もあります。GPSを利用しての駅検索機能か、WiFiデータが集まってからの駅位置推測機能の追加かなと思われます。今後の実装に期待ですね。

ただ、初めて使用する場合には、データの登録がまず必要です。時刻表データを落としましょう。私の場合は神戸市の西の方に在住していますのでそちらのデータを落としたいと思います。

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まず県を選択します。そうすると、そこで運行している路線一覧が表示されます。その路線にひとつでも時刻表データが存在する場合は時刻表データの更新日時が表示されています。登録データがない場合は、残念ながら利用することはできません。自分で時刻表データを作成するという手はあります。

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路線を選択するとその路線の駅一覧が表示されます。各駅のデータについては更新日時が表示されていればデータが存在することになります。目的の駅の時刻表データのみをダウンロードしてもいいでしょうし、右上の「一括ダウンロード」ですべてのデータをダウンロードしてもよいでしょう。iPhoneローカルにデータを持つ時刻表アプリとして使えるので便利ですよね。

これで準備はできました。早速使ってみましょう。

◇ 使ってみた。

私の直近の駅でもある朝霧駅を調べてみます。

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駅選択を選択しますと、登録した路線データが出てきますので、そこからJR神戸線を選択します。すると駅一覧が表示されますので「朝霧」を探します。

 

目的の駅が見つかったらタップ。方面を選択します。

すると次の電車までのカウントダウンがはじまります!「あと1分かよ!間に合う訳がない!」と思われる方、そんなにカリカリすることはありません。カウントダウン部分を左右にフリックすることで次の発車時刻と行き先がちゃんと表示されますよ。これはよいですね。

 

起動のデフォルト設定もできます。終電付近で利用することが多い方は現在時刻からの検索よりも便利かもしれませんね。また、下のメニューの「時刻表」をタップすることで、時刻表を確認することもできます。素晴らしい。

◇ まとめ

こんな感じで家にいながらにして、次の電車までのカウントダウンができるということで便利に使うことができそうです。飲み会で終電に遅れないようにカウントダウンしておくのも手ですよね。

今後ユーザーさんの手によって時刻表データが充実してくればさらに便利になることは間違いないでしょうし、将来的にはWiFiデータも集まれば、検索も非常に楽になりそうです。先進的な機能をもった扱いやすいアプリだと思いました。

是非お試し下さい。