iPhone/iPad/MacBook Air用フェルトケース製作者 @abiphoneab さんの工房を訪ねてみました。

2011/03/032013/11/23雑記

ちょうど一週間前になるのですが、先日購入したMacBook Airのフェルトケースを1つ注文しました。

通常なら宅急便にて送ってもらうのですが、たまたま @abiphoneab さん宅がそう遠くない距離にもありますし、一日も早くケースを手にしたいこともありまして、相談させていただきましたところ、ケースを取りに行くついでにご自宅の工房を見せて頂けると言うことで早速お邪魔させて頂きました。

Photo by donpy

宝塚の地にやってまいりました。いよいよアビ工房に着きます。

なお、アビケースレビューはこちら。

新「abcian フェルトケース for iPad」レビュー〜製作者のぬくもりが伝わってくる新フェルトケースはオススメ！
https://www.donpy.net/standard-entry/review_2/13106.html
【覚醒する？ @CDiP】

（続きは折り込みます。）

続きはこちら。

工房はとあるマンションの自宅内にありました。少し緊張しながらも部屋にはいるとそこはもう整然と片付けられていておしゃれなスペースでした。全面板張りの部屋にびっくりしました。撮影しておけばよかった。

しばらく歓談した後に工房の机を紹介して頂きました。

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すばらしく整頓された壁ポケット。置かれているものも確かにセンスのあるものばかりでした。ライオンの貯金箱が可愛かったです（笑）そして一番気になったのはもちろん壁掛けiPad。

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横にもなるし

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縦にもなります。壁についたまま回転するんですね。

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背面にケースを装着し、それが壁に取り付けたパーツと合体するようです。これは便利そうでした。

そして本題のケースについてのお話を伺いました。

完全手作業でたったひとりで製作するために値段をいくらにするのかが一番悩みどころなんだそうです。丸一日かけて1個のケースができるかどうかなんだそうです。確かにものすごく手間がかかりそうな代物ですよね。工業生産品のケースは3000-5000円くらいで世に出ていますので競争となると厳しいんだとおっしゃっていました。

それでもケースを作り続けるのは、「手作りの価値を分かって下さるユーザーさんが思った以上にいらっしゃるからだ」とも言われていました。このあたり本当に職人魂を感じました。あくまでユーザーのための手作業。これからも現在の手作業は続けていきたいとのことです。

自分用の縦口型の MacBook Air用フェルトケースを受け取りまして、その確かな品質をしばらく楽しんだところで、

「特別仕様の MacBook Air用フェルトケースも触ってみますか？」と @abiphoneab さん。

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一瞬何が違うんだと思ったのですが、ステッチの位置をみてなるほど。こちらのケースは横に口がついているタイプなんですね。

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口が大きくなる分、本体飛び出し防止への配慮は縦口型と少しちがいます。普通に開けようとしてもこのように完全には開きません。

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その秘密はボタン。端の2カ所にボタンが縫い付けられており、そこで口が完全開かないよう工夫されているわけです。フェルト特性上、後からの加工はフェルトの強度などにもかかわるため色々と難しい面もあるそうなんです。それとフェルトケースの一番良いところは「シンプルでソリッドなところなんですよ」と強調されていました。確かにそうですよね。

今回せっかく工房にお邪魔するので私のもっているアビケースをすべて持って行きました。はじめて手にしたフェルトケースもiPad用に半年以上前にいただいたケースも随分と毛羽立って来ていたので、アイロン処理もしてもらいました。かなりしっかりした感じが戻りました。しかし、使うごとに適度にやわらかくなってくるフェルトケースは味があります。毛羽立ってくるのも含めて逆に味わい深くなるんですよね。こういうのが手作りならではといった感じではないでしょうか？ステッチの変色の具合なんかも私は個人的には好きです。

そうこうするうちに、iPad用ケースを3つ持ってきて下さいました。なんと、名古屋オフのオフ会メンバーのために3つもケースを提供していただけるとか！これはテンションあがりました。

1000000937 Photo by donpy