AppBankとiPhoneと私
〜たった2年余で彼らがもたらしてくれたもの。

2013/11/23雑記

iTunes
iTunes Photo by donpy

今日は実はもの凄くニュースが多めでした。

特に私の最も興味あるゲーム分野で大物タイトルがラッシュでリリースされたり、遊んでるとあっという間に時間が過ぎたり。(Real Racing 2 とか Dungeon Defenders とか Riven: The Sequel to Myst とか。当然全部買った。)書きたいことがこれだけ盛りだくさんなのに今日は何やってるんだと思われるかもしれませんが、ブログは「タイミング」重要。今日はどうしても書きたいエントリーがあるのです。

D’s FocusもAppFocusも各ゲームのレビューも今日はいいじゃないか。たまには語らせて頂きましょう。よくオフ会などで「なんでAppbankと繋がりがあるの?」とか聞かれることも多いので。

その経緯とか、その他モロモロを書いてみようと思います。

(続きは折り込みます。)

.

初めての絡み

遡ること、2年以上になりますね。当時AppBankというサイトは、開設直後にGoogleのiPhoneブログのアラートで見つけてから読み始めていていくつか記事を紹介しておりました。

そして私の大好きなシューティングゲーがiPhoneでははじめて本格的なモノとしてリリースされたのを機にレビューを書いたんですよね。

”rRootage”はiPhone初の弾幕系シューティングゲーム
http://d.hatena.ne.jp/donpyxxx/20081021/1224508363#c
閉鎖するClub iPhone 3G

そこでappbank氏とはじめての絡みをしました。

”rRootage”はiPhone初の弾幕系シューティングゲーム - 閉鎖するClub iPhone 3G
”rRootage”はiPhone初の弾幕系シューティングゲーム – 閉鎖するClub iPhone 3G Photo by donpy

この頃のappbank氏はことあるごとにいろんなブログのコメント欄に足跡を残してました。そこでコミュニティーが広がり、Twitterでの絡みも増えていったわけです。当時から仲良くさせていただいている、 @motomaka さんですとか、 @nashiko_ さん、 @hiro45jp さんあたりでよく盛り上がっていたのを思い出します。

すべてはここから始まったのかもしれませんね。

レビューとの出会い

当時のAppbankサイトは今のような計算され尽くしたエントリースケジュールはおそらくなかったと思われます。ニュースも今のような「朝刊」「夕刊」というものもなく、1ニュースで1エントリーといった形で発信されていました。それにまぎれてレビューもあるなと行った形で、どちらかというニュースサイトなのかな〜と思うほどでした。

しかし、実はニュース以上にアプリレビューは2008年の3ヶ月だけで150以上されていたのを見るとやはりアプリレビューサイトだったんだと今になってこそ思います。

私がもっとも印象に残っているレビューは出会いのきっかけともなった rRootage です。

rRootage : 無料なのに圧倒的な面白さのiPhone弾幕ゲーム
http://www.appbank.net/2008/10/19/iphone-application/522.php
iPhoneアプリのAppBank

rRootage Online 1.2.1(iOS 4.0 テスト済み)
カテゴリ: ゲーム
価格: 無料
販売業者 : Miko Wohlgemuth
AppStoreでチェック → rRootage Online – Miko Wohlgemuth

imagesimages

Appbankサイトと私の絡み

それからというもの、中の人についてはよくわからないものの、エントリーされる記事はくまなく読んでは自分のブログにコメントとリンクを付けて意見を述べたりしていました。私もその当時「D’s Focus」のようなリンク集コンテンツはもっていなかったので、1エントリーとして取り上げたりしていました。

逆に私もAppbankサイトにコメントしてみたり、Twitterで絡んだり。2008年年末のまとめ記事ではゲームロフトのアホなプロモーション活動に一喝してみたりと今では考えられない、特攻隊長ぶりでした。

appbank氏とentrypostman氏

そして2009年2月あたりより、投稿者が増えました。entrypostman氏とeconomytrapman氏。ピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんが、後者は現Toshism氏です。いまでこそ太鼓の達人とかレビューされているToshism氏ですが、あのころは仕事効率化アプリのレビューの鬼でした。

そして、私の相方も熱狂的なファンなのですが、entrypostman氏です。彼の乗りはAppBankそのものを変えてしまったのではないかと思うほどです。

二人のエントリーでの掛け合いももの凄く面白かったです。今でもその乗りがちょっとだけ残っているのがうれしいわけですが。

Podcastに惚れて

AppBank Podcast 第1回 私たちがはまっているゲームの話-前編-
http://www.appbank.net/2009/05/26/podcast/27452.php
iPhoneアプリのAppBank

2009年5月から、Appbankが突如、Podcastを始めました。現在はKazuendさんが取り仕切ってらっしゃるPodcastですが、当時はappbank氏とentrypostman氏のふたりの食べながらの雑談形式でした。ぐだぐだっぷりが面白すぎて私は「めおとーく」と言う形で真似したわけです。だからめおとーくはぐだぐだなのです、いつもおいしいもの食べてるのです。え?だめ?(笑)

お便りをくれとPodcast内で叫ぶからメールを送ったり、Skypeで突撃してみたりと楽しい思いをさせて頂きました。それと同時にAppbankの向かう先というお話もオフレコで聞かせてもらったり。私のやりたいことを聞いてもらったりと一番やりとりが多かった時期ではなかったかと思います。

Appbankはこれだけ donpy を取り上げてくれた。

サイト内検索結果 - iPhoneアプリのAppBank
サイト内検索結果 – iPhoneアプリのAppBank Photo by donpy

まさかよそ様のサイト内検索でエゴサーチすることになるとは。AppBank恐るべし!というわけでわらわら出てきました。こんなに取り上げられているとは。しかも私が読んでいないアプリレビューの中でも登場していたりもするわけで、驚きました。

検索なので重複もあるのですが、ヒットした数、実に、148件!こんな優遇されていいのかと思うのは私自身です。何の影響力もない私を取り上げても仕方なしだろうと思いつつ感謝しておりました。

このエントリーの末に、そのリンク集を貼り付けておきますので興味ある方は是非。(ただいま準備中)

寄稿もさせてもらった

実は確か私の記憶が正しければ3つのレビューを書きました。

スペースインベーダーインフィニティジーン : iPhoneに神シューティングゲー光臨。これこそがシューティングゲームだ!954
http://www.appbank.net/2009/07/29/iphone-application/39899.php
iPhoneアプリのAppBank

スペースインベーダー インフィニティジーン v3.0: 真のEvolution!これがシューティング!タイトーDNA!1867
http://www.appbank.net/2010/07/12/iphone-application/141592.php
iPhoneアプリのAppBank

M2Plus Launcher:医療現場でも利用されているプロユース向けメディカルアプリ。串刺し検索が凄い。計算機能が凄い。1418
http://www.appbank.net/2009/10/08/iphone-application/55425.php
iPhoneアプリのAppBank

私の大好きなシューティングゲームでiPhoneで初めて「これはみなさんにもプレイしてもらいたい!」と思えたアプリでした。本当なら自分のサイトで書けばいい話なんですが、どうしてもたくさんの方々に見てもらいたいレビューでしたので、自分の下書きをAppbankに送りました。結果多くの方にあのゲームの良さが伝わったのではないかと思ってます。その代わりappbank氏が逆に私のサイトへ寄稿してくださる「スワッピング企画」は非常に楽しかったです。

シューティング苦手がお送りする、インフィニティジーンのすすめ
http://donpyxxx.tenkomori.tv/e113797.html
覚醒する?Club iPhone 3GS

こんなサイト間のお遊びもやったりしていたわけです。

リアルで出会った

あの2009年の私の誕生日の感動はありません。

skitchuFMr2J
skitchuFMr2J Photo by donpy

なんと竹蔵を貸し切ってのたった4人の晩餐会。

神戸でiPhone界の大物(donpy)が夜な夜な通う「竹蔵」に行ってきた!
http://www.appbank.net/2009/07/26/iphone-news/39479.php
iPhoneアプリのAppBank

正直どういう経緯でこちらに来ることになったのかはっきりとは覚えていません。ただ、7月22日は休むんだと彼らは宣言していて、何か色々な場所「聖地」を回るんだと言ってました。そこで私が誘ったような気がします。

このときの模様はAppbank Podcastで配信されたのですが、残念ながら今は聞くことができません。

直接じゃなければ、お話しできないこと。まだ決まっていないこと、これからやろうとしていること。彼らはひたすら私たちに「夢」を語ってくれました。感動しました。「彼らは大物だ」と心底思えた夜でした。何よりエネルギーに満ちあふれていると感じました。話の盛り上がりは泊まらず、深夜寝るまで語り尽くしましたね。

今だから言えますが、この時点でポケベガソリティアの構想を彼らは話していました。「私たちはサイトで稼ぎたいんじゃないです、アプリを作りたいんです。」その言葉のまま今がありますよね。有言実行とヒーローがのし上がっている姿を間近で見られて私は幸せです。

そして、今私がiPhoneブログを続けられている原動力にもなってくれているんだと確信するわけです。

その後、数回お会いする機会がありましたが、彼らの熱意、エネルギーは変わることはありません。それどころか毎回パワーアップして驚くばかりです。

覚醒する Appbank

AppBank for iPhone v1.54(iOS 4.0 テスト済み)
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料
販売業者 : theM LLC
AppStoreでチェック → AppBank for iPhone – theM LLC

ポケットべガス 3.5(iOS 4.0 テスト済み)
カテゴリ: ゲーム
価格: 無料
販売業者 : GT-Agency
AppStoreでチェック → ポケットべガス – GT-Agency

その後彼らのサイトは「Appbankアプリ」という武器を手にして、難なく月間1000万PVを越え、初のゲームアプリ、「ポケットベガス」をリリースするに至ります。2010年後半はさらなる勢いで、entrypostman氏のTV出演、などメディアへの進出も著しくなりまさしく時の人となったように思います。そんな中 appbank氏は地道なイベント活動と裏方交渉も色々とやっていたようです。それを支える強力なライター軍団も素晴らしい。ツイキャスで生の声を届けることでサイトの透明感をうまく表現できているのではないかとも思ったりしました。

サイトとその中の人。

そのイベント活動と共に、ユーザーとのリアルコミュニティー「Appbank全国ツアー」で全国9カ所ツアーされています。

2009年はとにかく「記事を書きまくる年」ということで頑張っていたようですが、2010年は「ファンを巻き込む年」になったように思います。ネットからの人気を得、今度はリアルからの人気を得て、そして来年。真の意味で覚醒したAppbankを我々は目撃するのかもしれません。

そして彼らは何をもたらしたのか?

iPhoneブログとしての役割。iPhoneの楽しさ、アプリの楽しさ、使いこなし。そしてユーザー間のコミュニティ形成。彼らが最初に言った言葉、「iPhoneでおれたちは金儲けがしたい。そのためにはもっとiPhone界を盛り上げる必要がある。」

2009年の1年かけて蒔いた種が見事に開花し始めているまだその段階なのだと思います。

彼らのもたらしてくれたもの。それは

「iPhoneとそれぞれの立場の人を1つにする」

ということではないかと思ったりします。私が勝手に思っていることですが。iPhone界は初期の頃から私自身も感じているのですが、ユーザー、デベロッパー、パブリッシャーの敷居が非常に低いです。自分がその気になれば業界の色々な人との繋がりができます。それが楽しくてオフ会なども出席したり、ブログで色々な情報を発信しているのです。

それをバカリーダーを気取って、リーダーシップを取ってくれている。

本当にありがたいことではないかと思ってます。

そんな彼らのがんばり、明日大阪心斎橋でフィナーレを迎えようとしています。いつものわくわく感というよりも、なんかドキドキ感が増してます。夏にあったときよりも数段大きくなったAppbankチームと再会できることをうれしく思い、お礼エントリーとしてかえさせて頂く思います。

ありがとうは明日な。

.