「SBT06 Bluetooth ver2.1 FM Transmitter」レビュー
〜フレキシブルアーム+シガレットアダプタが魅力。
前回の「EarthWear」に引き続きまして、FMトランスミッターのレビューです。
ドライブで欠かせないのは音楽。ほとんどの方は何らかの形で車内に音楽が流れているのではないでしょうか?では車内で音楽を楽しむ時、みなさんはどのような形で音楽を聴かれているのでしょうか?
私はほとんど場合、iPhoneのiPod機能を使って音楽を楽しんでいます。CDのようにかさばらず、データも自宅にてデータを同期させておくだけで簡単に曲を選択できますし、Podcastなども聞けますからね。
iPhoneとカーステを接続する際に方法はいくつかあります。今回紹介するFMトランスミッターの類は無線で音楽を飛ばしますので、オーディオケーブルというものが存在しません。つまり取り回し的には一番手軽で便利です。
普段は車の配線をちょっと弄ってドックコネクターとカーステを直付けした有線という形でiPod機能を利用させて頂いています。音質的には申し分ないのですが、線の取り回しなどの問題があり、車内が煩雑になる短所もあるんですよね。
その点を一挙に解消できそうなFMトランスミッターの実力やいかに。
今回もシグマAPO様のご協力を頂きまして、「FMトランスミッターSBT06」を試用することができました。毎度のことながらありがとうございます。それでは早速レポートに移りたいと思います。
※今回もエントリーの最後にこのFMトランスミッターをお得に購入できる特典コードがあります。是非エントリーの最後までお付き合い頂けるとありがたいです。
SBT06の外観
2種類のカラーバリエーションがあるようですね。今回試用させて頂いたのはブロンズタイプでした。ボタン配置、フォルムいずれもなかなかスタイリッシュですね。ボタンの真ん中にはチューニング/ボリューム調整用のダイヤルがあります。このあたりの配置はコンパクトにまとまっていてgoodです。本体裏には同梱のフレキシブルアームの接続部分がついてて、それがシガーソケットに挿されるわけですね。大体の車載のイメージが湧きましたです。
SBT06の主要な機能について
製品の主な特長として以下が挙げられています。(リンクは製品情報へ)
・Bluetooth(ブルートゥース)無線技術で携帯電話やオーディオプレーヤーの音声を受信し、FMトランスミッター機能でカーステレオのFMチューナーに転送。
・音楽再生中でも携帯電話の着信を感知し、内蔵マイクを使用して車内ハンズフリー通話を実現!
・USBポートを装備し、DAP、携帯電話等のデバイスの充電が可能。
※すべての携帯電話の充電を保障するものではありません。
・ダブルファンクション設定により、チューニングとボリューム調節が可能なダイヤルを装備。
・3.5mm ライン入出力ポート装備で、通常のFMトランスミッターとしても機能。
・赤色VFDでチューニング周波数を表示するインターフェイス。
・直径9mmの頑丈フレキシブルアーム採用。
開封してみます
さて到着したSBT06ですが、早速開封してみたいと思います。
ケース開封前の表と裏。裏には詳細な紹介が書かれています。ケースに沢山の情報を載せることで安心して購入できますよね。(最近は通販全盛なので、商品を手元に取るってことも減りましたが。)
開封すると上のような同梱品が。説明書もかなり詳しく書かれていて丁寧な作りでした。何よりうれしいのがアームが同梱というところ。車載の場合は固定することそのものが一つの壁になります。その点ではシガーソケットで固定できることは私にとってはありがたいんですよね。あ、これなら行けそうだと思えますから。
アーム装着した状態の左側面から。USBコネクター部が見えます。ここからiPhoneに接続して充電もできるようですよ。
正面からなかなかの質感ではないですか。写真では伝わりきれないかも知れないのですが、かなりコンパクトで、質感も高いです。それでいて、実は軽量なんですよね。これはうれしい。
こちらが右側面。Line in/out端子もついています。今回は使いませんでした。
では実際に使ってみることにします。ワクワク。
車載してみます
早速車載してみました。
こんな感じになりますね。私の足にひっかかりそうなんで、位置を考えないといけないんですが、フレキシブルアームがかなりよく曲がるんで、色々な方向で試すことができるのがいいですね。
電源を入れますと、表示画面にFMの周波数が表れます。これを左のダイヤルでお好みの周波数に設定してあとはiPhoneとペアリングするだけです。
ペアリングについては簡単でした。電源ボタンを長押しすることでペアリングモードになり、その状態でiPhoneの[設定]-[一般]-[Bluetooth]からSBT06を選択するだけでした。なぜかパスコードも聞かれることなくペアリングが終了しました。ま、私のもってるBluetooth機器のパスコードはいつも同じなのでこれを意味があるのかと思ってしまいましたが。
iPhoneとUSBケーブルで充電しながら使うの図。これがいいんですよ。音楽聴きながらも充電できてしまうのは幸せです。
音楽機能を試す
ペアリングが完了しますと、あとはiPod機能から曲を選択して再生するだけです。トランスミッター本体に再生操作のパネルがあって、一時停止、早送り、巻き戻しができるようなんですが、なぜか私が使ったところでは一時停止しか機能しませんでした。マニュアルにはiPhone対応を謳っているだけに私が何か間違ったのかもしれません。分かり次第追記したいと思います。
[追記]
早送り、巻き戻しの関しての不具合は既知の問題のようです。それもiPhoneOSによる不具合のようで、今後OSでの対応が望まれるところのようです。
トランスミッターに表示されている周波数にカーステのFMラジオの周波数を合わせると音楽が聞こえ始めます。なるほど。確かにFMステレオ放送並の程よい音が出力されるようです。もちろん有線にはかないませんが、ノイズもそれほど気になりませんし、うまくチャンネルを選んでいけばかなりいい感じに聞けるレベルでした。
これは予想外でした。
音楽を聴いてみる。
広瀬香美さんのこないだ購入したアルバムを聴いてるの図。
ハンズフリー電話機能を試す
これだけじゃないのが、SBT06。なんとハンズフリー電話機能も搭載されています。内蔵のマイク機能を使って他のアクセサリなしで通話もできるんですから便利ですね。
本体の通話ボタンを長押しすることで、直近にかけた電話をリダイアルできる仕様になっているようです。OS3.0からの対応ですと、音声コントロール機能が立ち上がったりするんですが、こちらは機能据え置きでリダイヤル機能。ここは好みの問題なんでしょうけども、私はリダイヤルの方が好きです。
通話品質なんですが、実は私は既にハンズフリーのbluetooth機器を持っています。こちらの方が相手方には声がクリアに届いているようです。ちょっとボリューム的には大きめで届くようで、相手方のケータイのスピーカーの音量を絞ってもらうほどでした。このあたりはこちらのボリュームの調整も多少できますので調整が必要かも知れませんね。
最後に
車載系のiPhoneアクセサリはいくつか試してきたこともあって、自分の記憶からの比較で言うと、この「SBT06」は価格対効果はかなり高いと思いました。
音質に関しては感じ方が個人差がかなりありますので、断言はできませんが、ノイズも低く抑えられていて、割とクリアなのではないかと思いました。操作に関しては曲送りと曲戻しが操作できなかったことがちょっと残念でしたが、もしかしたら私の思い過ごしかもしれないので、もうちょっと試してみたいと思いました。
デザイン的にも取り回し的にもすぐにセッティングできる強みもありますし、ハンズフリーの通話も出来て1台2役はお得感がありますよね〜。何より「手軽さ」と「製品の丁寧な作り」と「適度な音質」ということでお勧めしたいと思います。
読者限定特別企画
今回もシグマAPOさんのご好意により、割引き特典が付きます。こちらのコードを下記のリンク先の購入サイトからご購入頂けますと2割引の特典を受けることができますので奮ってどうぞ〜。
■割引方法:
割引クーポンコード→e4b86afe45
(アウトレットも、割引対象OKです。)
■対象商品:
レビュー製品→SBT06
■期間:
2010年3月26日~2010年4月9日
[スペシャルリンク]
【Bluetribe】(ブルートライブ)特設サイト
http://www.bluetribe.jp/
【ribot(リボット)】(SBT06製品ページです)
http://www.ri-bot.jp/index.php?main_page=index&cPath=4_29