#22 @donpy「竹蔵とブログ」 〜 Blog #blogadvent Advent Calendar 2013 企画に参加中です!
寄稿のようで寄稿でない、自ブログから参加できる「ブログアドベントカレンダー」企画に参加してます。企画に参加したブロガーさんがクリスマスまでリレー形式でテーマに沿った投稿をしていくという楽しい企画です。
主催者は友人でもあります、@nun_ さんです。毎度楽しい企画を立てていただけてこちらも楽しませてもらってます。
今日 12月22日 は私の出番ということで、「ブログをテーマに書く」ということで、ちょっと違った切り口で書いてみようと思います。
リアルとネット
私はそもそも、リアルとネットは「繋がっている」と考えてます。
ネットはネットだから…という考えは確かに昔はちょっと持っていたかもしれませんが、ネットで知り合った方々と「会ってみたい」という気持ちが人一倍強い私はネットを始めてからすぐに「オフラインミーティング」なるものにたくさん参加してきましたが、ほんと楽しいです。
そこで知り合った方々はかけがえのない友人になった人もたくさんいます。
それはブログに限らず、さまざまなコミュニティを介して知り合うことになるわけですが、SNS しかり、ブログしかり、掲示板しかり。「コミュニケーション」というものはやがてリアルに繋がってくるんだってことを感じるばかりです。
「リアルとネットは繋がっている」と考えたことで、私のブロガーとしての立ち位置みたいなものが変わりました。
ここでは、あくまで私のやってきたことと経験で書いてますので、この内容がみなに当てはまるとは思っていませんが、ひとつの考えということで了解いただけますと幸いです。
リアルとネットの融合
ブログを書き続けているとリアルにも波紋がやってきます。
私と同じようにネット上でなにかおもしろいことを書いている記事を見つけて、常連になります。常連になりますと、「ナカノヒト」に興味が湧いてきます。興味が湧いてくると会って話してみたいという気持ちになるわけですね。
それは私だけが思うことではなく、ネット上には同じようにそう思っている人がたくさんいるということなんですね。もちろんそう思わないという方もたくさんいらっしゃるでしょうけども。大事なのは「そう思う人がいる」ということなのです。つまり読者の中にもそういう人が少なからずいるわけです。
私はAppBankというブログが開設当時から大好きでした。なのでそのナカノヒトに会いに行きました。逆にAppBankのナカノヒトたちが関西に来るという話を聞いてイベントを主催したこともあります。
そして、今度は自分のブログを中心として、読者さんとかブロガー仲間に会いたいという一心で神戸の片田舎で「オフ会」を開催したいと思ったわけです。
竹蔵というお店
私の家の近所にはおいしい和食の呑み屋さんがあります。それが「竹蔵」というお店です。
え?なんで、ブログの話にお店の話が出てくるんだ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、まあ、もう少し話を聞いてくださいよ。
このお店には特別な思い入れがありまして、私にとっては「ネットとリアルを繋げる場」としてよく利用させてもらってます。早い話がさきほどの開催したかった「オフ会」の会場として初めて使わせてもらったのがこのお店なんですね。
大将である、 @akamutsu さんは私よりも10ほど年下なんですが、本当に良くしてもらってます。そして本当によく勉強されていらっしゃると思います。常にお客さんのことを考えるだけでなく、どうやって商売を繁盛させようかだとか、お店の雰囲気をつくろうかだとか、スタッフの教育をどうするだとか。それこそ自営業なわけですからすべてを考えなくてはなりません。それはどんな商売でも同じだと思うんですね。
そもそもブログをはじめる前から常連として利用させていただいていた「竹蔵」なんですけども、あるとき、関東のブロガーさん、開発者さんたちが私に会いに来てくださるという話が出たときにせっかくだからオフ会という形で参加できる方を呼んでみようという企画になったんですね。
大将はネットに対しての理解に厚く、「オフ会なら貸し切りでもいいですよ。」と快諾していただけました。馴染みの客だけではなく、ネットからの客をも受け入れようと言うその心意気に当時は感動しました。
それから何度も「竹蔵祭り」というオフ会を主催させていただきました。
竹蔵祭りは続いています。
ブログで発表してオフ会を開催したのは確か2011年頃が最後だったかもしれません。
そこでの出会いはSNSとかでやりとりされる内容の比ではありません。面と向かって話せることの素晴らしさを痛感するばかりの経験でした。
ただ、この頃からさらに規模の大きいオフ会なども乱立するようになり、現在私も幹事としてお手伝いさせていただいている「Dpub」などで、初対面になりそうなユーザーさんと出会う場所ができました。
それに伴って、私は出会いを提供する場所として「竹蔵祭り」は役目を終えたということで、今度は規模を縮小して、「遠方(とは限りませんが)からの訪問者を囲む会」という形で月1回ずつくらい開催させていただいております。せっかくの出会いを濃くするためのオフ会という位置付けでやっております。
こうやって、ネットだけではなく、発信者の生の声を聞くことで自分にとっても刺激になり、それを囲むまた新たな出会いと、竹蔵のうまい料理を食べることができるわけです。一石三鳥ですね。
そして今日は「竹蔵大忘年会」と称して、関東から名古屋からたくさんのブロガーさん、読者さんが集まってくださいます。いやーほんとにありがたいことです。
竹蔵大忘年会
いやー盛り上がってます!
いやー盛り上がってます!
貸し切れました。
店内は盛り上がっているようです。
鍋がメインのようですよ。
集まったのは30名。いやーたくさん集まっていただきました。
不思議なガジェットがたくさん出て来ました。ほんと楽しいですよ。
リアルからネットへ。ネットからリアルへ。
このようにして、「ただブログを書いていた」私が、たくさんの方々と知り合い、そこで得た情報からブログへフィードバックできる環境ができました。ブログと言うのは決してモニターとかiPhoneの前でただテキストを書くだけに留まりません。
自分の好きなこと、興味あることを声を大にして言い続けることで、それに共感してくださるファンを掘り起こすことができ、それをリアルな出会いにまで発展させられることもできる素晴らしい発信媒体のひとつがブログだと思います。
リアルからネットへ発信し、ネットからリアルで出会い、その出会いをネットへフィードバックしていく。こういうよい循環を作り出すことができればモチベーションに困ることもないでしょうし、さらなる新たな興味も湧いてきてより幅広い発信に繋がっていくんじゃないかなと思ってます。
そして、リアルとネットは繋がっていると意識することで最もよかったと思う点を最後に。
リアルは人の顔を見て話します。それはネットでも同じことだということを痛感できます。
ややもすれば、ネットでは字面だけ追って、テキストで返すということを繰りかえす余り、画面の向こう側にいる「人」を想像しにくくなっているのではないかと感じることが多いんですよね。リアルとネットが融合することにより、それがひとつながりになることで、こちらからも相手からもある種の信用とか連帯感とかが生まれるんですね。
そこから貴重な情報を頂けたり、思わぬ自分自身の過ちに気付けたり、発見があったりもする。画面上に表示されたアイコンに「人」を感じることができるからこそ生まれるコミュニケーションというのは必ずあると思ってます。
最後に
ブログを書くというのは自分の言いたいこと、伝えたいことを発表する場だと思って書くといいかもしれません。そして最も大切なことは「楽しく書く」ということに尽きると思います。
自分の好きなことを楽しく書くだけですから簡単です。そこから生まれる素晴らしい出会いもあるかもしれません。なので興味ある方は遅い早いはありません。やってみるべしです。
それをどう読者に伝えるかはこれからの工夫次第だと思いますが、その気持ちさえあれば誰でも簡単に発信できる場所です。
言い続けたい何かをもちあわせているかどうかがブログの続く唯一の秘訣だと思いますよ。小難しい小手先の技術よりも「何が言いたいか」「何が伝えたいか」をひたすら考えたほうが楽しくも面白くもなりますし、結果も技術も後からついてくると思いますよ!
ぜひネットとリアルが一緒になるような楽しいブログをみなさんも書いてみてください!
みなさんはどう思われましたか?
ブログへのいいね!もそのノリで是非!
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